ゴールデンロック、あれこれ その1
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
今回はミャンマー屈指の人気スポット、「ゴールデンロック」をご紹介します。
テレビや写真では見たことがあっても、実際どんなところかご存じの方は少ないのではないでしょうか?
ミャンマー人もこぞって訪れるゴールデンロック、いったいどんなところなのでしょうか?
まず、場所はヤンゴンから見ると北東、モン族が多く住むモン州の西部にあり、陸路での移動となります。
緑が豊かで、道の状況もなかなか良く、心地よいドライブです。
ヤンゴンから約5時間ほどでチャイトーの町に到着、そして麓のキンプン・ベースキャンプで車を降ります。
キンプンからゴールデンロックのあるチャイティーヨー山山頂へは、車では入ることができません。
ここからは公共の交通機関となる大型トラックに乗車します。
トラックは荷台に席があり、すし詰め状態で乗車となります。
運転席のある「車内」にもシートの座席があり、そちらのほうが少しゆったり座れます。
席が埋まったら、トラックは出発します。それまで気長に待ちましょう。
(トラック:荷台片道2,000チャット、座席片道3,000チャット)
さて、トラックは急こう配の山道を駆け上がって行き、なかなかの迫力です。
中継地点となるヤテタウンを越え、再び山道へ。
この後、こう配とカーブはさらにきつくなりますが、もう一息。
遠くに山頂が見えてきます。
山頂に到着後、トラックを降り、散策を開始します。
パゴダの手前に山頂入場料(10,000チャット)のチェックポイントがあります。
そして、いよいよゴールデンロックへ!
ゴールデンロックは、正式にはチャイティーヨー・パヤーと呼ばれるパゴダ(仏塔)です。
切り立った断崖に絶妙なバランスで鎮座する黄金色の岩の上に仏塔が見えます。
この仏塔にはお釈迦様の聖髪が収められており、その力によってバランスが保たれているそうです。
近くで見るとやはり大きな岩、人と比べるとその大きさがよくわかります。
表面の金色は、巡礼者の貼った金箔によるもの。
ゴールデンロックの近くまで行けるのは男性のみで、実際に岩の表面に金箔を貼ってお参りすることができます。
(女性の方は、ゴールデンロックの手前までとなります。ご了承ください。)
ありがたいゴールデンロックには、多くの巡礼者が訪れます。
神聖な聖地でありながら、人びとの賑わいもあり、活気あふれる場所です。
朝には彼方に日が昇り、昼は陽光で光り輝き、夜には暗闇の中ライトアップされ、それぞれに異なった景観が楽しめます。
お時間に余裕のある方は、山頂に一泊されてみてはいかがでしょうか?